一番簡単な妊娠・出産費用の医療費控除と確定申告!超丁寧な解説画像付

確定申告
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この記事では、国税庁の「確定申告書作成コーナー」を使い出産費用の医療費控除申請を行います。医療費の明細書入力~確定申告書作成までの流れをキャプチャー画像付で解説しますので是非参考にしてみて下さい。

「確定申告書作成コーナー」を手順通りに進めれば、簡単に医療費控除の申請が行えますし、控除額や税額、還付金額も自動計算してくれるのでとっても便利ですよ。

「作成サンプル」
夫婦共働きだが、収入の多い夫の確定申告で医療費控除を申請する。また、年末調整で配偶者控除の申請を忘れていたので配偶者控除の申請も同時に行います。夫は給与所得のみで、会社にて年末調整済み。

事前に準備するものを確認

作業に入る前に、まずは確定申告書作成に必要な次の3点を事前に準備しましょう。

  • 夫の源泉徴収票 
  • 妻の源泉徴収票
  • 昨年1~12月までの医療費領収書

※源泉徴収票は12月末~1月末に会社から送られていていると思います。

医療費控除の申請手順

作業の手順は次の3ステップです。

【確定申告書作成までの手順】

ステップ1:医療費の領収書を家族の分全て集める。
ステップ2:病院ごとに医療費を集計する。
ステップ3:確定申告書作成コーナーを使って確定申告書を作成する。

ステップ1:医療費の領収書を家族の分全て集める

まずは、昨年の1~12月にかかった家族全員分の医療費領収書をすべて集めましょう。

出産費用のほかにも、家族全員分の医療費を足すと結構な金額になるケースも多いので、できるだけ漏れなく領収書を集めましょう。

ステップ2:病院ごとに医療費を集計

続いて、集めた領収書を病院・薬局ごとにわけてエクセルに入力していきます。その際、確定申告書作成コーナーのエクセルファイルを使うと、自動で医療費を計算してくれますし、申告書作成時に簡単に読み込んでくれるので便利です。

こちらをクリック。→確定申告書等作成コーナー

「医療費集計フォーム」をクリック。


「医療費集計フォームダウンロード」をクリック。


すると次のエクセルファイルが開きますので、集めた医療費領収書を下記画像のように、一行に「誰が〇〇病院で〇〇円」と病院・薬局ごとにかかった金額を計算して入力しましょう。「出産育児一時金」は「左のうち、補填される金額」に入力してください。

※病院までの交通費は「その他の医療費」で該当するを選択します。

ここで作成した「医療費集計フォーム」は後で使うので、デスクトップなどわかりやすところに保存しておきましょう。

ステップ3:確定申告書作成コーナーを使って確定申告書を作成

こちらをクリック。→国税庁:確定申告書作成コーナー

「作成開始」をクリック。


「印刷して書面提出する」をクリック。※ここでは「書面提出」を例に解説させていただきます。


「利用規約に同意して次へ」をクリック。


令和2年分の申告書の作成の▼をクリックし、「所得税」をクリック。


「作成開始」をクリック。


生年月日を入力し、質問に「はい・いいえ」で答えていき、「次へ進む」をクリック。
※今回は年末調整で申請し忘れた配偶者控除を追加申請するので、下から2番目の「以下の控除の他に確定申告で追加する控除や年末調整の内容に変更はありますか?」を「はい」にしていますが、医療費控除の申請だけであれば「いいえ」を選択しましょう。


給与所得の「入力する」をクリック。


書面で交付された年末調整済みの源泉徴収票の入力の「入力する」をクリック。


源泉徴収票の内容を記入していきます。画面の説明を読みながら、源泉徴収票のどの数字をどこに入力するのか確認しながら入力してください。


最後まで入力したら「入力内容の確認」をクリック。


「次へ進む」をクリック。


次の表が出た場合は「閉じる」をクリックしてください。


次の画面表示は入力内容によって人それぞれ異なります。ここでは今年生まれた子供の扶養親族の入力についてご紹介します。

「入力する」をクリック。


必要事項を入力し、「入力内容の確認」をクリック。


次の画面が表示されるので「はい」をクリック。


子どもの情報が入力されていることを確認して、「次へ進む」をクリック。


給与所得と合計に数字が入力されているのを確認して「入力終了(次へ)」をクリック。


続いて、所得控除の入力です。ここで、医療費控除の「入力する」をクリック。


今回は出産費用の医療費控除がテーマなので、「医療費控除を適用する」をクリック。


「医療費集計フォームを読み込んで、明細書を作成する」にチェックし、「ファイルを選択」から記事冒頭で入力した医療集計フォーム(エクセル)を選択し、「選択したファイルを読み込む」をクリック。


読込結果が表示されますので、金額・読込件数・正常件数を確認し、「次へ」をクリック。※「エラー件数」に表示がある場合はエクセルデータを修正してみて下さい。


「入力内容の一覧」が表示されるので確認し、問題がなければ「次へ進む」をクリック。修正が必要な場合は「訂正」をクリックし、修正して下さい。


すると自動計算された医療費控除の金額が表示されます。確認したら「次へ進む」をクリック。


これにて医療費控除の入力は完了です。次に配偶者控除・配偶者特別控除の申請を追加します。配偶者控除・配偶者特別控除の「入力する」をクリック。


配偶者の氏名、生年月日、収入金額など必要事項を入力し「次へ進む」をクリック。


※配偶者の給与等の収入金額は、妻の源泉徴収票をみて記入しましょう。下記に記載されている金額が給与による収入金額です。


配偶者控除・配偶者特別控除の金額を確認して「入力終了(次へ)」をクリック。


「税額控除・その他の項目の入力」が表示されますが、今回は関係ないので「入力終了(次へ)」をクリック。


入力した内容の計算結果が表示されます。また、この画面からそれぞれの項目の「修正する」ボタンから修正もできるので、間違えがある場合は修正してください。


確認したら、下までスクロールして「次へ」をクリック。


「住民税等入力」が表示されます。先ほど16歳未満の扶養親族(生まれた子供)の情報も入力したので、今回はここは特に入力の必要ありません。「入力終了(次へ)」をクリック。


還付金額が表示されるので確認しましょう。そして還付金の受取方法を選択し、還付先の銀行口座を入力してください。


「住所・氏名等の入力」で必要事項を入力し「次へ進む」をクリック。※整理番号は空白でOKです。


入力したら、「次へ」をクリック。


続いて、家族全員分のマイナンバーを入力し「次へ進む」をクリック。


「申告書等印刷」画面が表示されるので、全てにチェックが付いていることを確認し、「帳票表示・印刷」をクリック。


するとPDFで申告書がダウンロードされますので、それを開き印刷しましょう。

印刷したら「次へ進む」をクリック。


念のためデータを保存しておきましょう。「入力データの保存する」をクリック。


「入力したデータをダウンロードする」をクリック。


すると今まで入力したデータが「r2syotoku.data」と言う名前で保存されます。「戻る」をクリックして戻ります。

次の画面が表示されるので、「添付書類の提出準備」・「書類の提出」・「お知らせ」を確認しておきましょう。


確認した下までスクロースし「終了する」をクリック。


「はい」をクリックします。


お疲れ様でした!これにて医療費控除の確定申告書作成は完了です!

おわりに:ふるさと納税された方への注意点

最後に、医療費控除を今年申告する方で、昨年ふるさと納税もされた方への注意点を1つ。

医療費控除や住宅ローン控除などで確定申告をする場合は、一緒にふるさと納税(寄付金控除)も申請しないと「ふるさと納税分」の税金控除を受けることが出来ないのでご注意ください。(※確定申告するとワンストップ特例の申請が無効となるため。)

国税庁ホームページより引用

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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