執筆・監修:尾形社会保険労務士・FP事務所
この記事では、年末調整や確定申告で必要な「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」を紛失してしまった際の再発行方法をまとめました。急ぎの場合は即日再発行も可能ですし、日数に余裕があれば電話やネットによる再発行依頼も可能です。
今日中に必要な人は日本年金機構へ
お急ぎの場合は、直接本人が最寄の日本年金機構に行けば、即日再発行してもらえます。
※最寄の日本年金機構はこちらから調べられます。→全国の日本年金機構
持ってく必要書類は「顔写真付きの身分証明書」。例えば、運転免許証やマイナンバーカードなどですね。
「顔写真付きの身分証明書」で本人確認ができるので、その場で「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」を再発行してもらえます。
電話での再発行申請
そこまで急ぎでない場合は、電話でも再発行申請が可能です。下記「ねんきん加入者ダイヤル」だと申請から1週間ほどで「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が手元に届きます。
マイナンバーまたは基礎年金番号を聞かれるので、準備して電話してみてください。

※日本年金機構ホームページより引用
2.3日で欲しい場合の裏技
上記「ねんきん加入者ダイヤル」だと手元に「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が届くのに1週間ほどかかりますが、直接最寄の日本年金機構に電話して再発行依頼すれば、当日または翌日には発送してもらえるので2.3日後には手元に届きます。
※最寄の日本年金機構の連絡先は、こちらをご参照ください。
→全国の日本年金機構
最寄の日本年金機構に電話すると、はじめに自動音声案内が流れます。下記画像のように「2」→「2」の順でプッシュすると最寄の日本年金機構の国民年金課につながるので、そこで再発行依頼しましょう。

ネット(ねんきんネット)での再発行申請
「ねんきんネット」のユーザーIDを持っている場合は、「ねんきんネット」でも再発行申請が可能です。「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が手元に届くまでの目安は約1週間ほどです。
申請方法はこちらから→通知書再交付申請(日本年金機構)
おわりに
お疲れ様でした、以上が「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」の再発行方法となります。
今回再発行依頼した「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」は年末調整や確定申告で使用します。年末調整や確定申告の書き方を次の記事にて詳しくまとめましたので、良かったら合わせてご参照ください。
(年末調整)
■年末調整:社会保険料控除の書き方と記入例。国民健康保険支払先は?
(確定申告)
■社会保険料控除の書き方。年末調整・確定申告書の記入例付きで解説
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。