マイナンバーがわからない!即日!個人番号だけを調べる方法

マイナンバー

執筆・監修:尾形社会保険労務士・FP事務所

主にマイナンバー(個人番号)が必要になる場面は、「就職したとき」「雇用(失業)保険の給付申請」「児童手当の申請」「確定申告のとき」「年末調整のとき」「年金の請求」などがありますが、いざという時にマイナンバー通知カードや個人番号カードが見つからず、自分の個人番号がわからないという方もいると思います。

そこで今回は、急にマイナンバー(個人番号)が必要になったときに自分のマイナンバーを最短で確認する方法をまとめましたので、良かったら参考にしてみてください。

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マイナンバーを確認する3つの方法

マイナンバーを確認する方法は以下の①~③です。

①通知カードで確認する
通知カードの表面でマイナンバー(個人番号)を確認することができます。
※通知カードの新規発行手続きは令和2年5月25日で廃止になりましたが、今所有している通知カードは引き続きマイナンバーを証明する書類として使用できます。

参考資料:総務省ホームページ

②マイナンバーカード(個人番号カード)で確認する
マイナンバーカード(個人番号カード)の裏面でマイナンバー(個人番号)を確認することができます。

参考資料:総務省ホームページ

③マイナンバーが記載されている住民票で確認する
「マイナンバー記載あり」の住民票を取得することで、マイナンバー(個人番号)を確認することができます。

通知カードやマイナンバーカードが見当たらないときや、失くしてしまったときは手続きをすれば再発行することができますが、残念ながら再発行には時間がかかります。

そこで、急ぎでマイナンバーを確認したいときは、マイナンバーが記載されている住民票の取得がおすすめです。

「マイナンバー記載あり」の住民票の申請・取得には、いくつか注意するポイントがありますので、次項の申請・取得方法で確認していきましょう。

マイナンバーが記載されている住民票の申請・取得方法

「マイナンバー記載あり」の住民票はどこで入手できる?

お住まいの(住民登録されている)市区町村窓口です。お住まいの地域によって、出張所や行政サービス取扱い所などで申請することもできます。

手数料はいくら?

市区町村によって異なる場合もありますが、1通300円程度です。

発行されるまでの期間は?

即日です。窓口の混雑状況にもよりますが、3分~10分程度で交付されます。

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手続きに必要なもの(本人が申請する場合)

  • 住民票の写し等申請書(窓口に用意されています。)
  • 身分証明書(免許証、パスポートなど)
  • 交付手数料

現在の住民票は「マイナンバーの記載あり・なし」を、選択できるようになっています。

参考までに私の住んでいる市区町村の「住民票の写し等申請書」では、↓の四角で囲ってあるAの「特別な請求項目」欄にチェックを入れ、その下に「個人番号(マイナンバー)」と記入して申請するようになっています。

<住民票の写し等申請書>※書式は各市区町村ごとに異なります。


また、このとき「使用目的」欄にも、マイナンバーが記載されている住民票を何に使うのか?記入することを忘れないようにしてください。記入していない場合は必ず聞かれます。

<使用目的の記入例>
・勤務先に提出するため
・雇用(失業)保険の給付申請にマイナンバーの記入が必要なため
・確定申告でマイナンバーの記入が必要なため
など。

代理人が申請・取得することもできる?

通常の住民票(マイナンバー記載なし)の申請・取得は代理人に依頼することも可能ですが、「マイナンバー記載あり」の住民票の申請・取得は、原則、同世帯の方のみとなっています。

例えば、夫(本人)が窓口に行けない場合は、一緒に住んでいる妻が代わりに申請(取得)することができます。

家族(同世帯の方)が、申請する場合に必要なものは以下のとおりです。

<手続きに必要なもの>

  • 住民票の写し等申請書(窓口に用意されています。)
  • 窓口で手続きする方の身分証明書(免許証、パスポートなど)
  • 交付手数料

※私の住んでいる市区町村では「委任状は不要」でしたが、市区町村によっては必要になるかもしれませんので、事前に確認するようにしてください。

郵送で申請・取得することもできる?

原則、郵送での申請も可能です。郵送手続きの流れをまとめましたので、参考にしてみてください。

①「住民票の写し等申請書」を入手する
市区町村によっては、ホームページからダウンロードすることができるようになっていますので、確認してみてください。(ダウンロードできない場合は郵送で取り寄せることも可能です。)

②「住民票の写し等申請書」を記入
マイナンバー記載する項目にチェックし、使用目的も忘れずに記入してください。

③身分証明書のコピー
運転免許証やパスポートなど顔写真付きの身分証明書の場合は1点、保険証や学生証の場合は2点必要です。

④郵便局で「定額小為替」を購入
定額小為替は、住民票の交付手数料になります。住民票の交付手数料は各市区町村で異なる場合がありますので、事前に確認するようにしてください。

⑤返信用封筒を用意
返信用封筒に切手を貼ることを忘れずに!

⑥郵送
住民票の写し等申請書・身分証明書のコピー・定額小為替・返信用封筒を同封して市区町村宛てに郵送し手続きは完了です。

マイナンバーが記載されている住民票が届くまでの期間は1週間~10日前後です。この手間を考えると、直接窓口で申請した方が良いですね。

おわりに

今回はマイナンバー(個人番号)の確認方法についてまとめてみましたが、如何でしたか?

マイナンバーの利用は法律で制限されていることが多く、電話や窓口で教えてもらうことはできません。

急にマイナンバーが必要になった場合は、今回のマイナンバー記載ありの住民票を取得して確認してみてください。

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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・社会保険労務士

・1級FP技能士

・日本FP協会認定CFP


(所属団体)

・全国社会保険労務士連合会

・東京都社会保険労務士会

・日本FP協会(会員番号90326599)


※FPとはファイナンシャルプランナーの略称です。

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