この記事では、障害者控除の確定申告書の書き方・記入例をご紹介させていただきます。「障害者ご本人」・「障害を持つ妻(夫)、子供、親などを扶養している方」は障害者控除の申請時にご活用ください。
障害者控除の金額を確認
障害者控除には3種類あり、控除される金額は次のとおりです。※この控除額は、あとで確定申告書の第一表に記入します。
一般の障害者 | 27万円 |
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特別障害者 | 40万円 |
同居特別障害者 | 75万円 |
特別障害者とは「障害者のうち、特に重度の障害のある方」として次のとおり定義されています。

上記以外の場合、「一般の障害者」となりますが、どちらに該当するのか?わからない場合は、お住まいの役所:福祉課にご確認ください。
また、特別障害者の配偶者や扶養親族と同居している場合は「同居特別障害者」に該当します。
確定申告書 第二表の書き方・記入例
まずは確定申告書の第二表から書いていきましょう。
本人が障害者の場合
本人が障害者の場合は、赤枠内の障害者に○を付けます。特別障害者に該当する場合は特別障害者に○を付けて下さい。

配偶者・扶養親族が障害者の場合
配偶者や扶養親族の氏名・マイナンバー・続柄・生年月日を記入して、赤枠内に障害者の場合は「障」に、特別障害者の場合は「特障」に〇をつけて下さい。

確定申告書 第一表の書き方・記入例
下記画像の赤枠内に控除額を記入します。

これにて完成です!ちなみに障害者控除については、添付書類は特に必要ありません。
確定申告の書き方でお困りの方は、ケース別に確定申告記入例をまとめた、こちらの記事も是非参考にしてみてください。
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■2024(令和5年分)確定申告書類の書き方・記入例ケース別徹底解説!
それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。